381:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:50:18.87 ID:VCxwOfoxo
恭介「……ん?」
テレビのわきに、なぜかヴァイオリンのケース。
恭介「僕のヴァイオリン……どうして、こんなところに」
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2012/12/16(日) 08:51:25.89 ID:VCxwOfoxo
恭介「僕の戦い……そうか」
恭介「さやか。僕もできることをしてみるよ」
患者たちの後ろ、少し離れた場所に立つ恭介。
383:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:52:15.28 ID:VCxwOfoxo
親族A「それにしても上手ね。子供とは思えない」
患者E「確か、神の恵みに感謝する曲だ」
患者B「そうだ。こんなときは神様に祈ろう」
384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:53:22.58 ID:VCxwOfoxo
【12:27/オフィス街】
ビルの残骸が飛んできてほむらに向かう。
ほむら「……まさか」
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2012/12/16(日) 08:54:33.65 ID:VCxwOfoxo
ほむら「時間を戻して……今度はどうするの?」
ほむら「ミサイルでさえ倒せない。魔法の武器も通じない」
ほむら「私のやってきたことは……結局……」
386:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:55:40.05 ID:VCxwOfoxo
天童「ほむら」
ほむら「天童……!」
泣き出すほむら。
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2012/12/16(日) 08:56:34.08 ID:VCxwOfoxo
天童「よし!」
立ち上がり、ほむらのそばを離れる天童。
金属製のパイプを手に戻ってくる。
パイプを瓦礫にかませて隙間を広げる天童。
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2012/12/16(日) 08:57:28.48 ID:VCxwOfoxo
ほむら「砂時計が止まったら、時間操作の魔法はあと一つだけ」
ほむら「これまでの一ヶ月をなかったことにする」
ほむら「今、その魔法は必要ない」
389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 08:58:22.37 ID:VCxwOfoxo
さやか「ほら。聞こえるでしょ。これ、『アメイジング・グレイス』」
ほむら「『アメイジング・グレイス』……」
ハッとして、ほむらがうなずく。
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2012/12/16(日) 08:59:16.50 ID:VCxwOfoxo
【12:31/避難所】
避難指示が一向に解除されないことにざわめく人々。
そこへアメイジング・グレイスが鳴り響く。
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