過去ログ - 天国に一番近いほむら
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423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 08:57:54.04 ID:IDUaz4tQo
【13:59/オフィス街】

 マンションの屋上。
 最後の拳銃を確かめるほむら。
 残り弾丸は一発。
以下略



424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 08:59:04.26 ID:IDUaz4tQo
ほむら「それでも、決着だけは私の手で」

ほむら「せっかく、ワルプルギスの夜に勝利した、最高の仲間たち」

ほむら「その勝利を血で染めるのは、この世界を捨てる私でいい」
以下略



425:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:00:02.70 ID:IDUaz4tQo
【14:00/???】

 紫色の空間。
 地面も、空もない場所に、制服姿のほむらがただよっている。

以下略



426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:02:15.85 ID:IDUaz4tQo
 手帳を取り出し、開く天童。

天童「お前が魔法少女になるとき、何を願ったか覚えているか?」

天童「『彼女に護られる私でなく、彼女を護る私になりたい』」
以下略



427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:02:59.58 ID:IDUaz4tQo
天童「それもお前が願ったからなんかじゃない」

天童「お前が行動したから、二人はお前を友達と認めたんだ」

天童「そもそも友達なんてものは、願い事で作るもんじゃねえからな」
以下略



428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:03:51.75 ID:IDUaz4tQo
 うなずく天童。

天童「最初に会ったときから、お前はずっと鹿目まどかのことだけを考えてた」

天童「でも今じゃ、仲間のことも考えられるようになったじゃねえか」
以下略



429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:04:37.86 ID:IDUaz4tQo
ほむら「変人で、おならが臭くて、人のお金でお土産買ってくるような奴だけど」

ほむら「まだまだ、あなたから教わることはあるわ」

 苦笑する天童。
以下略



430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:05:26.75 ID:IDUaz4tQo
【14:06/オフィス街】

 マンションの屋上。
 目を覚ますほむら。
 変身の解けた制服姿。
以下略



431:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:06:11.39 ID:IDUaz4tQo
 マミ、さやか、杏子が起き上がる。

マミ「どうして?気を失ってたみたい、だけど……」

杏子「雨の中、呑気に寝てるなんて、バカみてーじゃねえか」
以下略



432:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:07:08.71 ID:IDUaz4tQo
マミ「まさか、何者かに盗まれた?」

ほむら「ソウルジェムが私たちの生命活動をサポートできる距離にあるなら変身できるはずよ」

ほむら「誰か、変身できる?」
以下略



433:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:08:00.18 ID:IDUaz4tQo
杏子「全員魔法少女じゃなくなった。そういうことかよ」

マミ「……鹿目さんの願い。それが今の状況を生み出したんじゃないかしら」

さやか「どういうこと?」
以下略



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