過去ログ - 天国に一番近いほむら
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453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/23(日) 09:27:54.62 ID:IDUaz4tQo
天国に一番近いほむら、これにて完結です。
本編で説明を省いたいくつかの事柄について触れたいと思います。

まどかの願いで魔法少女は人間に戻れるようになっていますが、その条件は願いに見合うだけの
救いをもたらすことです。ワルプルギスの夜を倒した、ということは竜巻災害を一つ消滅させた、と
いう実績に相当するため、魔法少女になったばかりのさやかでも人間に戻っています。
守る意志に報いる、という願いなので、それなりに功徳を積む必要がある、ということです。
一つの願い事と引き換えに魔女を倒し続けなければ生きていけない定め、が気に入らなかったので
このような形でルールに穴を開けました。そこ?と思うかもしれませんが「謝罪と賠償」に
通じるものがありませんか?

本来であればキュゥべえによって叶えられた願いは裏目に出るものです。マミはせっかく拾った命を
戦いによって失うことになり、さやかは仁美に恭介をさらわれる形になっています。杏子の場合は
もっと悲惨で自分の話を父親が聞いてくれなくなったことで家族を失う元も子もない結末を迎えています。
ほむらにしても、まどかを守る願いのせいでちょっとでも目を離すとまどかがすぐ契約しようと
してしまう=私が守るしかない、という叶い方になっています。
本編の願いが裏目に出ないのは神様の干渉が入っているのかもしれません。神様が魔法少女システムの
ことを知っているのは命題からうかがい知ることができます。
少なくとも、まどかを人間に戻すことに関しては神様が手を入れていることは確かです(願いの
効果に対して実績が不足しているであろうから)。
ほむらに与えた命題のために他人であるまどかを犠牲にするようでは神様の沽券に関わる、
ということと、クリームヒルトが誕生したら信仰してくれる人類がいなくなって商売あがったり、
という実利的な理由によるものです。

ほむらに命題が与えられた理由は特に設定していませんでしたが、ほむらが時間遡行をして
この時間軸にきたことで急に人類滅亡の危機が浮かび上がったため、その始末をさせるべく
命題を与えた、なんていうのもありかと思います。


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