過去ログ - 天国に一番近いほむら
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468:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 09:25:47.06 ID:ZqU5BBKKo
>>464
ほむらは本編の主人公であり、困難を乗り越えて幸せな結末に到達する物語だったので極力突き放しています。それでもハッピーエンドを予測あるいは期待されてしまうあたりはドラマの力かもしれませんが。
色々反響のあったほむらが否定される場面は「主人公であればどんな行動もまわりから異を唱えられることがない」風潮が嫌いなので話の展開が異なっていても必ずどこかに入れようと決めていました。三国志演義でアンチ劉備が相当数存在するのも作中の行動と「仁徳の君」の評判が一致していないところにあり、結果主人公の魅力を損なうことになっているのではないでしょうか。
まどかの契約は強力な魔法少女の参戦・願いが結末につながることといった「物語を進める要素」だけでは単なるイベントになってしまうので、それ以外の要素をつけることができてよかったと思っています。

>>465
出発点は「原作は唯一生き残ったほむらさえ、報われたとはいえない結末だったけれどどうにかならないものか」という誰もが考えることでしたが、考えれば考えるほどほむらを取り巻く状況の厳しさが浮き彫りになっていきました。
そもそも、ワルプルギスの夜を倒したとしても時間操作の魔法を喪失してしまうという時点で「最後の戦いで死ぬことが位置づけられている」としか思えない閉塞ぶりで、これを救うためのまどかの契約をほむらは受け入れないであろうとなれば完全にハッピーエンドの道が絶たれています。
原作の結末はまどかを失ったものの約束に対する努力が労われ、弓という新しい武器で戦い続けられるという点ではまだ救いがあったといえます。これを上回る結末をもたらすにはほむらが人間に戻るしかない、ではどうすれば可能かということで本編のような形になりました。
原作のハッピーエンドへの敷居の高さが、解決策をひねり出すために多くのポイントに着目する必要性を生んだのだと思います。

最後の補足です。投下します


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