63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/10/21(日) 08:54:01.55 ID:qCEHCUNQo
【結界最深部】
マミ「こいつが本体?」
混乱しているとはいえ、仕損じた自覚がマミに隙を生じさせなかった。
別のリボンを壁に打ちつけ、掃除機のコードが収納されるように壁に引き寄せられるマミ。
やや遅れて、魔女が頭から突進する。
まどか「マミさん!」
マミ「大丈夫!伏せて!」
無数の銃身による斉射を浴びせながら、まどかたちの方を見るマミ。
すぐに決着がつけられる。そう思っていたから、魔女に対する防御壁を彼女たちに張っていない。
――無関係な一般人を巻き込むのは、あなたの専売特許だもの――
マミ「油断したわね。これじゃ、あいつの言うとおりになっちゃう」
顔を上げた魔女が、たちまちもう一度口から別の本体を吐き出す。
マミが手をぴんと伸ばして独楽のように回転すると、その軌跡にマスケット銃が展開される。
向かってくる魔女に六発。ジャンプで回避しながらさらに二発。
ダメージをものともせずに魔女がマミを狙う。
マミ「――今!」
魔女の足元からリボンが絡みつき、動きを封じる。
脱皮しようとするその口にリボンがバツ印のように貼りつき、魔女は目を白黒させる。
マミ「ティロ・フィナーレ!」
巨大な銃身から放たれる圧倒的なエネルギーを受け、魔女の体が爆発四散する。
さやか「やった!」
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