過去ログ - 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】
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447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 00:30:07.53 ID:+8yC1MYso

『家の有様、牛馬鶏の多きこと、花の紅白に咲きたりこと』


遠野物語『迷い家』。
山中で道に迷った旅人が住まう人のいない豪邸を発見する。
ここからなにを持ちだそうとするかで身の無事や浴する幸運が変わるという。


白望「なんもかんも重力が悪い……」


だとすると、目の前でリクライニングチェアとの創世合体を果たそうとしているようにしか見えない少女を拾って帰ると
我が身になにが起こるだろうか。


うん、とりあえず通報かな。



白望「ダル……わたしはこの星に愛されていない」

京太郎「スケールでかいな!」

白望「……んー?」


今まさに堕落(G的な意味で)進行中だった小瀬川白望が
「わたし、億劫です」と見えない吹き出しで主張しながら首を巡らせる。

目と目が逢う瞬間。
好きだとは気づかないけれどあなたは今どんな気持ちでいるの。


白望「ちょいタンマ……誰?」

京太郎「長野、清澄高校の麻雀部1年、須賀京太郎です。
    あの、今日、小瀬川先輩に会いに行きますって連絡入れてたんですけど」

白望「……ああ、塞が言ってたのこれか。
   この時間に部室にいろってところまでしかダルくて聞いてなかったけど」


ここまで徹底して起き上がる気配を見せないとむしろ立派に思えてくる。
引き続き「メンドくさい話じゃないといいなぁ」と見えないフキダシで主張しながら、


白望「それで、ご用件なんすか」


宮守女子三年、小瀬川白望は動かない。




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