過去ログ - 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】
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885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/10/21(日) 03:13:21.45 ID:UORrM/6Xo

これ以上一方的に話をさせておくとアパートの評判に差し障る恐れがあった。

気性の荒い主君に諫言する老臣くらいの覚悟を飲み込み、
漂流10日目の遭難者でももう少し素早く動けるだろうノロノロ具合で首を巡らせる。



？？？「あ、やーっとこっち見てくれた」



果たしてそこに思い描いていたままの顔が待ち受けていたとき、京太郎は確信した。

神は死んだ。


いや、この一件だけで神の存在を否定しては流石に狭量と責められてもしかたがない。
なので京太郎は改めて確信しなおした。

神はいるかもしれないが、サービス精神は断じて持ち合わせていない。
古事記にもそう書かれている。



京太郎「ドーモ、イトコ＝サン。お世話様デス」

？？？「もうっ、昔みたいに呼んで欲しいなぁ」



遠い未来。
劇場版まで結論を持ち越しにしたとある主人公は言いました。




諦めメロン。







京太郎「……久しぶり、すこ姉（ねぇ）」

健夜「うん、お久しぶりだね、きょー君」




そう言って彼女は。



焼きすぎたパンと酸化反応を起こした小麦粉の中間地点からやや後者寄りのブツを口に強制ランディングさせてきた日のように。

「ラッキーアイテムが『清楚で知的で奥ゆかしいブロンド美女』だったから調達してきて」と放言した日のように。

霞ヶ浦に北浦に千波湖に涸沼に牛久沼に利根川に久慈川に小貝川に桜川に蹴落としてくれた日のように。




泥と煤と火傷で赤黒くなってしまった指を頬に寄せてくれた日のように。



ふにゃりと笑ってみせたのだ。


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