過去ログ - 王様「お前が勇者……」 勇者「え?」ヒョロ
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65: ◆27HdnWZWvs[saga]
2012/10/21(日) 00:50:33.11 ID:3PtiT08AO


勇者「そろそろ暗くなってきたね」

賢者「ああ、どこかテントを張れそうな場所を探すか」

勇者「といっても、辺り一面草原が広がってるし、同じじゃないの?」キョロキョロ

賢者「同じと言えば同じなんだけど、他の人達がテントを張った跡があればそこがいいな」

スライム「どうして?」

賢者「テントを張るときの目安にもなるし、火を使う為に組んだ石がそのままになってることもあるのさ」

勇者「そっか、じゃあ石が並んでたり、小さな穴があったりする所を探すんだね」

賢者「できればだけどな、人によってはもっと早く歩く人もいるから、必ずしも同じ辺りでキャンプをする訳じゃないさ」

スライム『そっか、やっぱり賢者は物知りだね』

賢者「ありがとう、まあ周りにそれっぽいものは見当たらないし、今日は適当な場所を探してキャンプをしよう」

勇・ス「『りょうかーい」』


勇者「よいしょっと、賢者ー石ってこんなのでいい?」

賢者「ちょっと小さいけどまあ大丈夫かな」

スライム『テントも張れたしご飯にするの?』

賢者「そうだな、確か保存食が」

勇者「あれ?あっちから声が」

賢者「声?いったい何の?」

??『おーい、勇者じゃないか』

勇者「あっ猫猿さん!こんなところでどうしたんですか?」

猫猿『勇者達が旅に出たって聞いてな、見送りとついでにこいつを渡そうと思ってな。
山で取れた木の実とキノコさ』

勇者「ありがとう猫猿さん!」

猫猿『なあにいいってことよ、それよりも帰ってきたら旅の話しきかせてくれよな』

勇者「帰ってきたら会いに行くね」

スライム『その時はボクも一緒だよ!』

猫猿『スライムの坊主も無茶すんなよ!じゃあな』タッタッタッ

勇者「またねー」





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