45: ◆9AuJCD5Ft6[saga]
2012/10/18(木) 12:04:05.58 ID:acuqvx/90
ダニエル『アヤ。お前の体は何とも無いのか?』
アヤ『え?ええ……』
ダニエル『倒れてたって聞いたときには驚いたぜ。お前もほむらも、あの化物にやられちまったのかってな』
ほむら『心配掛けてごめんなさい』
ダニエル『まあいいさ。ほむらの方は、勝手に電話を切った前田のせいだからな』
前田『す、すみません……物凄い怒鳴り声だったので……』
アヤ『………Eveに触れたとき、何かが私の中で……』
前田『発火させられそうになったんですね?』
ほむら『いえ、私とアヤは何故か発火させられないの』
前田『何ですって!?……どういう事なんでしょう?』
アヤ『私も……化物かもしれない』
ほむら『!』
ダニエル『な、何てこと言うんだアヤ!?』
アヤ『もしかしたら、私が貴方達を殺してしまうかもしれない……』
ダニエル『発火しないのはほむらも一緒だ。そんなことあるわけ……』
アヤ『ほむらはともかく、Eveは自分より赤の他人に付くのかと私に言った!それって、私と彼女が同じ存在って意味でしょ!?』
ほむら『アヤ、少し落ち着いて』
アヤ『お願い、自分でもわからないの! 私と一緒にいないで……!』
ダニエル『アヤ……』
前田『……わかりました』
ガチャ
ダニエル『お、おい!』
アヤ『お願いダニエル、ほむら……私が化物でも……貴方達を殺したくない……』
ダニエル『……お前は化物なんかじゃない。俺の相棒警官、アヤ・ブレアだ。俺が……保証する』
ザッ…ザッ…
ほむら『……』
アヤ『ほむら……もし私が化物になったら、その時は』
ほむら『それ以上は言わないで。それにアヤが化物なら私も同じよ』
アヤ『違うわ……貴女はもしかしたら、進化した人間かもしれない……』
ほむら『だったら貴女もきっとそうよ。今日はもう、ゆっくり休んで気持ちを落ち着けて』
アヤ『………』
ほむら『さっきの言葉は聞かなかったことにするわ。もう二度と、友人を殺したくないもの』
アヤ『え……?』
ほむら『おやすみ、アヤ』
バタン
アヤ『ほむら……』
―ドクン
アヤ(……あの時、Eveに触れた感じは……マヤ? でも、マヤは母と一緒に事故で……まさか……)
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