50: ◆9AuJCD5Ft6[saga]
2012/10/21(日) 20:56:43.12 ID:ga6SX+Q80
ザッ…ザッ…
ほむら「………」
ピッ プルルルルル………
まどか《ほむらちゃん!?》
ほむら「こんばんわ。もうマンハッタンからは避難した?」
まどか《ううん、まだなの。上条くんの退院が遅れて……明日には出発出来るんだけど……》
ほむら「そう……でも、無事みたいで何よりだわ」
まどか《ほむらちゃんは怪我とかしてない?》
ほむら「私は大丈夫。さやかと志筑さんにも伝えておいて」
まどか《うん……ねぇ、なにかあったの?》
ほむら「なにもないわ。ただ貴女の声が聞きたかっただけ。こんな遅くにごめんなさい、また連絡するわ」
まどか《待って!》
ほむら「どうしたの……?」
まどか《……ほむらちゃん、帰ってくるよね?》
ほむら「約束したでしょ?必ず帰るって」
まどか《うん……うん》
ほむら「だから泣かないで。全て終わったら、必ず帰るから」
まどか《待ってる……私、ずっと待ってるから……》
ほむら「ありがとう……それじゃ、またね」
〜翌朝〜 ソーホー
アヤ『……』
ガチャ
前田『あ……よく眠れました?』
アヤ『貴方、まさか一晩中そこにいたの…?』
前田『科学者というものは厄介でしてね。科学的根拠のないことはどうも信用できないんですよ……それに』
アヤ『それに?』
前田『い、いや、何でもないです』
プップー! キキーッ!
ダニエル『ガラ空きのニューヨークは渋滞なしで快適だぜ』
アヤ『ダニエル……』
ほむら『そんな顔しないの』
アヤ『ほむら…』
ほむら『みんな貴女のことを信頼して、一緒にいることを選んだのよ』
ダニエル『そうさ。俺が同情するなんてガラじゃないからな』
アヤ『……ありがとう』
ダニエル『さって、手持ちの武器じゃ心もとないだろ? 向こうにガン・ショップがある、物資の補給と洒落込もうぜ!』
アヤ『それって、火事場泥棒ってやつじゃ……』
ダニエル『緊急事態だ。気にするな』
前田『ホ、ホントに警官ですか?』
アヤ『多分ね』
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