過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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103: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/16(火) 19:57:23.40 ID:tZS8cWX/0
京太郎「……ふぁ」

く……そろそろ眠気が……と、うわ、もう0時超えてるし。

京太郎「明日も学校だしな……」

京太郎「……うん、そろそろ寝よう」

パタン、とその本を閉じた。

津山先輩と加治木先輩から基礎の指導については一応受けていたからか、割とすんなりと頭に入ってきた。

……勿論、何もかもが、というわけには行かなかったけれど。

京太郎「……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

忘れないように、と小さな声で何度も先ほど覚えた言葉を繰り返す。

傍から見たらただの変人である、しかしここは俺の部屋、問題無し。

京太郎「……っし」

と、部屋の電気を消そうと立ち上がった。

途中、疲れたように寝そべるカピパラの頭を撫でた。

……ちなみに、名前はキュー、理由はそう泣くから。

猫をニャーと名づける奴なんかいないのに、こんな適当な理由でいいのだろうか……いや、もう決めてしまったから変えられないのだけど。

京太郎「お休み、キュー」

キュー「キュー！」

京太郎「……そだな、まだ寒いから、一緒に寝ようか」

キュー「キュ、キュ！」

いかないで、と俺についてくるので、俺はキューを抱き上げて部屋の電気を消した。

躓かないように気をつけながらベッドの中にもぐりこむ。

京太郎「……それじゃ、お休み、キュー」

キュー「キュー！」

キューを同じようにベッドに寝かせて俺は瞳を閉じた。

……。

…………。

………………。

それでも、何度も何度も今日覚えたことを反復するから、なかなか眠れなかったのだけど。

>>106
60以上ならば、そのキャラと登校中に出会います。

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