過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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117:>>144実際多分超えてる ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/16(火) 20:15:21.51 ID:tZS8cWX/0
京太郎「……おはよ」

桃子「っく……お、おはよ……ふふっ……く……っす……」

京太郎「そんなに面白かったか、おい」

桃子「すべらない話に出来るくらいには面白かったっすよ……ふふっ」

腹を押さえて、口元を押さえて、こぼれ出る笑みを隠そうとしながら東横さんは俺と話してくれる。

京太郎「……」

京太郎「……ああ、もう恥ずかしい」

気がつけば、東横さんだけじゃなく、周りの人から生暖かい目で見られているような気がする。

桃子「こんなに遅くに来るのがいけないんっすよ……くすくす」

京太郎「いや、違うんだよ」

京太郎「朝起きてたら俺の家ヒッコスで引っ越してたんだ」

桃子「明日豚でも降るんすか？」

京太郎「残念、多分たこだ」

桃子「……正月はもう3ヶ月前っすよ？」

京太郎「そっちじゃねぇ」

桃子「……で、本当のところどうしたんっすか？」

京太郎「朝寝坊」

桃子「ぷふっ！」

京太郎「噴出すなよおいっ！」

桃子「だって……寝坊って……寝坊って……くすくす」

京太郎「……別におかしいことでも無いだろ」

桃子「いいや、おかしいっす」

桃子「健やかな生活を送っていたら寝坊なんてそもそもするはずがないっすもん」

京太郎「……や、確かにそれはそうだけども」

桃子「だからそんなに髪の毛から黒い色素が消えていくんっすよ！」

京太郎「地毛だよ！」

桃子「……」

京太郎「なんでそんな哀れみをもった視線で俺を見るのか！」

桃子「べっつに～」

桃子「……ふふっ」

京太郎「……いい加減、笑うのやめてもらえませんかねぇ」

桃子「墓に入ってもこのネタで笑い続けるっす……ふふっ」

京太郎「やめて！」

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