過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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151:一週間経てば自動的に借金するので、時間的には伸びないっす、多分 ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/16(火) 21:00:24.68 ID:tZS8cWX/0
京太郎「……ウチくる！？」

かさ、と取り出そうとした紙を鞄の奥まで突っ込んだ。

……仕方ない、明日の朝早く来て、急いで教室と……それからいろんなところに貼ろう。

桃子「もう一回言ってくださいっす」

京太郎「……俺の家に来るか？」

桃子「言ってくれないんすか」

京太郎「割と恥ずかしかったからな」

桃子「……ふふっ」

おかしそうに彼女は小さく笑った。

京太郎「……まあ、ほら、前に約束したしな」

桃子「ちなみに、どっちの意味っすか？」

京太郎「雀荘喫茶という奇特な店じゃないんだ、悪いな」

桃子「べっつに、そっちの方が大歓迎っすよ」

桃子「えっと……返事はまだしてなかったっすよね」

桃子「勿論、お邪魔させてもらうっすよ！」

元気よく彼女は答える。

かげりも何も無い、純粋な嬉しさを顔に浮かべていた。

桃子「……ふっふ～、今からすっごい楽しみっすね」

京太郎「別に、言うほど何も無いけどな」

桃子「何も無い、それだっていいじゃないっすか！」

桃子「だって、須賀君があるっすよ？」

京太郎「物扱いするんじゃねぇよ」

桃子「いいじゃないっすか、減るもんじゃないっす」

京太郎「俺の人間としての尊厳がすごい勢いで減ってるんだよ」

桃子「それじゃ、うちでペットとして飼ってあげるっす！」

京太郎「やめてください」

桃子「お手！」

京太郎「……」

京太郎「……ほら、早く飯食わないと昼休みが終るぞ？」

桃子「……お手！」

京太郎「……」

京太郎「……ほらよ」ﾎﾟﾝ

桃子「ふふっ、いい子いい子～」

京太郎「……」

京太郎「お手」

桃子「ニャー」

京太郎「猫だった！？」

放課後の行動が確定しました。

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