過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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473: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/18(木) 21:32:28.59 ID:yHN+RNV40
京太郎「弁当だよ」

桃子「よかった、ふふっ」

桃子「やっぱり一人で食べるのは嫌っすからね！」

京太郎「……」

……俺以外の誰かと食べる。

そんな選択肢は無いのだろうか。

桃子「ほら、早く机くっつけるっすよ！」

京太郎「あ、ああ……」

桃子「……？」

桃子「どうしたっすか？」

京太郎「いや、なんでもないぜ……さ、飯だ飯」

桃子「そうっすね、机をくっつけて～」

京太郎「それじゃ、いただきます」

桃子「いただきますっす！」

京太郎「……うむ、上手いっ！」

桃子「……そういえば、昨日のお菓子も美味しかったっす」

桃子「あれって須賀君の叔母さんの手作りなんっすか？」

京太郎「ああ、流石喫茶店の店長だよな」

桃子「ん～……どうしてそこにつながるのかはわからないっすけどね」

桃子「喫茶店の店長ってお茶が美味しいイメージがあるっす」

京太郎「美味しいぜ、飲む？」

桃子「くださいっす！」

京太郎「了解、ほら」

とくとく、と東横さんの水筒の蓋にいれた。

流石にこれ自体を手渡ししたりはしない……というか出来ない、恥ずかしいから。

桃子「ありがとうっす……それじゃ、いただきます」

桃子「ん……んくっ……んぅ……ぷはっ！」

桃子「確かに美味しいっすね」

京太郎「家で飲む方が数倍美味しいけどな」

桃子「作りたてっすからねー」

桃子「……ああ、確かに美味しかったっす」

桃子「また飲みたいなぁ……」

京太郎「いつでも来いよ、年中無休、9：00くらいまでは開いてるぜ」

桃子「いつかって今っすね！」

京太郎「学校はちゃんと出てください」

……そんな感じに。

いつもどおりの騒がしいご飯の風景だった。

二人きりのお昼ご飯だった。

モモの好感度が上がりました。

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