過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

↓ 1- 覧 板 20

55: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/16(火) 01:28:55.05 ID:tZS8cWX/0
京太郎「……」

京太郎「俺一人……じゃなく」

智美「……候補でもいるのかー？」

京太郎「……勝手な、推薦、ですがね」

……東横さんの顔が思い浮かぶ。

とても人懐っこくて。

とても楽しい彼女が思い浮かんだ。

智美「……そいつは入りたいとは思ってないのかー？」

京太郎「どうなんでしょうね」

彼女はただ、かたくなに部活には行かない、というばかりだ。

人数が多い部活に、自分の居場所は無いと――影になるばかりだと。

……決して、人が嫌いだから、とは言っていない。

京太郎「……ただ、俺はいれたいと思っています」

それをとてもポジティブに解釈して。

自分勝手な押し付けを施そうとしている。

彼女は部活に入るべきだ、と。

俺以外の人間とも仲良くなるべきだ、と。

俺はそう押し付けている。

智美「……そっかー」

智美「男子がそこまで推す人に会ってみたいなー」

京太郎「……きっと会おうと思えばすぐに会えますよ」

智美「ただ、お互いにお互いのクラスがわからないからなー」

智美「会おうことにも多大な労力を使ってしまうな、ワハハ」

京太郎「……それもそうですね」

智美「そこで、だ男子」

智美「お互いのクラス番号を交換しようじゃないか」

京太郎「……クラス番号の交換っていうのも変な話ですね」

智美「ワハハ」

彼女は笑って、俺も笑って。

……そして、とりあえず、とお互いのクラスの番号を教えあった。

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/293.00 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ