過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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598:今日のイッチの腹具合が紳士的じゃない(絶望) ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/19(金) 23:44:38.77 ID:Ti8nrOi30
京太郎「……もう大丈夫ですよ」

智美「……ふぅ」

京太郎「お疲れ様です」

智美「疲れるのはきっと帰ってからだろうなー、ワハハ」

京太郎「覚えておけとか言われましたしね」

智美「ワハハー」

暢気に蒲原先輩は笑っていた。

京太郎「……それで、どうするんですか？」

智美「昼休みくらいは遊んでいたいなー」

智美「そんなわけで、世話になるぞ金髪男子ー」

京太郎「……はぁ」

智美「ワハハ、一年生の教室も懐かしいなー」

京太郎「この教室だったんですか？」

智美「いや、三つ隣の教室だぞ」

京太郎「共通点が何も無い！」

どうしてそれで懐かしさを感じたのか。

京太郎「……お待たせ」

と、席につく。

……いや、と考え直して神原先輩に譲ろうと立ち上がった。

蒲原「ワハハ、大丈夫だぞ」

京太郎「いえいえ、流石に女の人を立たせておくわけには行きませんよ」

蒲原「おお、なかなか紳士的じゃないか、男子」

京太郎「なんてったって、男子ですから」

蒲原「それじゃ、失礼して」

と、蒲原先輩が俺の席についた。

対面の東横さんはいきなりの訪問客に戸惑う素振りを見せていた。

桃子「……」

蒲原「ワハハ」

……二人、見詰め合っていた。

きっと東横さんは俺のつれてきたこの人を監視するため。

なら蒲原さんは――？

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