過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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717: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/20(土) 23:29:41.97 ID:aiAiJloZ0
京太郎「……そういえば、加治木先輩達の方はどうだったんですか？」

ゆみ「……まあ、そううまくはいかなかったな」

智美「皆試しに――って感じの考えばっかりだったからなー」

智美「チャットで話したけれど、そこまでの実力者はいなかったよ」

佳織「……」

佳織（……私も同じなんだけどなぁ）

ゆみ「……ただ一人、気になる人はいたな」

睦月「そうなんですか？」

ゆみ「ああ……」

ゆみ「名前はえっと……」

智美「『ステモ』だな」

京太郎「なんですか、その巷で騒がれてそうな名前」

智美「人の名前にけちつけるのはいけないんだぞー、ワハハ」

ゆみ「……まあ、ともかく、その人は案外強かったな」

京太郎「そうなんですか……」

睦月「……あれ、誘わなかったんですか？」

ゆみ「断られたよ」

智美「ユミちん熱心に勧誘していたのになー」

佳織「でも、無理に誘うこともないよね」

ゆみ「そうなんだがな……」

京太郎「……どうしたんですか？」

ゆみ「いや……」

ゆみ「……ああ、分かれ道だ」

睦月「それじゃ、私はこっちなので……」

佳織「私も……あ、明日の部活はどうするの？」

ゆみ「明日は休みにするつもりだよ」

ゆみ「……まあ、打ちたいなら部室は空いているぞ」

智美「……あれ、それって私は確実に行くことになって無いかー？」

ゆみ「それじゃ、部室の鍵を私に渡してくれ」

ゆみ「開けて、職員室に預けておくから」

智美「ん、了解」

佳織「それじゃ……またね、須賀君、智美ちゃん」

睦月「えと……来週になるんでしょうか？」

智美「人によって代わるなーワハハ」

京太郎「ええと……それじゃあ、また。今日はありがとうございました」

と、俺は蒲原先輩と、残る3人と逆方向に歩いたのだった。

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