過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」桃子「その11っす！」【鶴賀】

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890: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/21(日) 22:10:32.28 ID:rmiBOmzD0
桃子「……わかったっす、覚悟をきめるっす！」

桃子「いいっすか、どれだけ部屋が汚くてもひかないでくださいっすね！」

京太郎「お……おう……」

……そこまで言われると逆にどれだけ部屋が汚いか気になるんだが。

桃子「……すぅ」

桃子「よ……よし、行くっすよ！」

京太郎「椅子の足をもってどこに行く気だ」

桃子「え……あ、あれ？」

桃子「……もう、いつの間に取り替えたっすか！」

京太郎「そんな芸当出来ねぇよ！」

桃子「ふ、ふぅ……もう、落ち着いてほしいっす、須賀君」

京太郎「そっくりそのまま返してやるよ」

桃子「これが鞄……よし、鞄、鞄っすね、鞄」

京太郎「ああ、鞄だな」

桃子「そ、それじゃあ案内するっす、須賀君」

京太郎「……」

手と足が一緒に出ていた。

京太郎「……なぁ、そんなに嫌か？」

桃子「い、嫌なんかじゃないっす！」

桃子「むしろ大歓迎っす、ずっとウチにいてほしいくらいっす！」

京太郎「……や、流石にそれは無理だけどな」

桃子「わ、わかってるっすよ！イッツアジョーク!」

京太郎「……おう」

……緊張か何か知らないが、東横さんのテンションがおかしなことになってた。

……まあ、男子の友達を家に連れて行く、っていうのはそういう風になってしまうのだろうか。

京太郎「……まあ、俺を女子の友達だと思ってさ」

桃子「そんな声の野太い女子がどこにいるっすか！」

京太郎「東横さん、案内してもらってもいいかしら？(裏声)」

桃子「……」

桃子「りょ、了解っす！」

……やっぱり手と足が一緒に出ていた。

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