過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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923:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/10/24(水) 22:33:45.50 ID:avz8Kls40
判定5：戦力として保護すべき対象



キャスター「………まあ、回答としては、悪くない、ものではあるか」


黒桐鮮花はランサーのマスターであり、保護すべき重要な対象だ、という貴方の即答に、
ポロン、と先ほどまでとは違う、少し低い旋律で、キャスターは竪琴を鳴らした。

キャスターが何を言いたいのか、貴方のメモリでは演算できない。
ランサーの戦力保持のために、黒桐の身を保護する事。
それ以上の重要な要素が、どこにあるというのか？

貴方の疑問に、再びポロン、と低い旋律が奏でられる。


キャスター「マスター、コクトウアザカの身の安全は、今後君に任せた。
　　　　　　　私はセイバーのマスターである、イリヤスフィールの身の安全を確保する事にするよ」


キャスターから挙げられたのは、思いも寄らぬ提案だった。
確かに、まだ火を護身用の魔術として使える黒桐に比べれば、
イリヤスフィールはその身を守る手段すら持っていない。

ならばその組み分けはある意味適切かもしれない。


「――――わかった。どうしてもこちらの手に負えないときのみ、力を借りる」

キャスター「ふむ。ではよろしく頼むぞ、マスター」


再びポロン、とキャスターは竪琴を鳴らした。


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