過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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122:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:01:58.34 ID:FW+Jr7MZ0


汀は、古い日本家屋の中に立っていた。

床に、立っていた。

「うわっ!」

小さく叫び声を上げ、汀は真下に落下した。

ドタン、と受身を取ることも出来ずに、体をしたたかに打ちつけ、
彼女はしばらくうずくまって、痛みに耐えていた。

『どうした?』

圭介の声がヘッドセットから聞こえる。

汀は息をついて、腰をさすりながら起き上がった。


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