過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
1- 20
134:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:10:41.28 ID:FW+Jr7MZ0
『頑張れ。俺はお前を、応援してる』

「分かった……」

頷いて、汀は近くの薔薇を手にとって、
小さな手が傷つくのも構わず、それを毟り取った。

そして大きな棘を、自分の左腕、その手首につける。

グッ、と力を込めると、棘は簡単に柔肌にめり込み、
たちまち汀の腕から、ものすごい勢いで血が溢れ出した。

痛みに顔をしかめながら、彼女はビニールハウスの地面
……血が溜まってきたそこに、自分の血を垂らした。

ジュゥッという焼ける音がして、汀の血が当った場所が蒸発した。

左腕を掴み、血を絞り出す。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
953Res/544.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice