過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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144:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 08:16:37.19 ID:FW+Jr7MZ0
汀の部屋で、大河内は立ったまま、
すぅすぅと寝息を立てている彼女を見下ろした。

「ここまで負担をかけることもなかった」

「負担? 何を言ってるんだ」

圭介はピンクパンサーのコップに入れた麦茶を飲んで、続けた。

「仕事だよ」

「お前……」

大河内が顔をしかめて言う。

「口が過ぎる」

「そういう性格なんだ。知ってるだろ?」


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