過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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172:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 20:02:16.69 ID:mpXVKIpT0
「圭介、だから私圭介のこと好き」

圭介はそう言われ、汀から顔をそらした。

そして小白のケージの前にしゃがみこみ、猫を凝視する。

青い瞳の猫は、ニャーと威嚇するように彼に向かって鳴いた。

一瞬、圭介が何かを思いついた、という表情をして、
口の端を吊り上げてニヤリと笑う。

汀はモゾモゾと動き出し、タンスから自分の服を取り出していたので、
そのどこか邪悪な表情は見ていなかった。

「ああ、そうだな」

生返事を返し、圭介はケージの入り口を開けて、手を伸ばし、
小白の首筋をむんずと掴んだ。


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