過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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174:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 20:03:57.62 ID:mpXVKIpT0
コツ、コツ、と万年筆でテーブルを叩いていた議長席に座っている老人が、
二人を一瞥して、そして汀の抱いている猫に目を留めた。

しばらくそれを凝視する。

入り口で止まった車椅子の上で、汀は伺うように、チラッとその老人を見た。

そして慌てて、怯えたように視線をそらして小白を抱く。

老人は万年筆でテーブルを叩くのをやめると

「はじめよう。高畑医師と、マインドスイーパーは、そこの空いている席に」

「かしこまりました」

圭介が頷いて、汀の車椅子を、老人と対角側に移動させる。


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