過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
↓
1-
覧
板
20
244
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:44:24.74 ID:OB2lhOYj0
★Karte.4 蝶々の鳴く丘で★
汀と小白が目を覚ました時、彼女達は、
ゆっくりと落下しているところだった。
以下略
245
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:45:05.85 ID:OB2lhOYj0
「……攻撃性が強すぎるよ」
呆れたように言って、
汀はまだ磔にされている状態の女の子に構うことなく、十字架を下に向けた。
以下略
246
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:45:44.07 ID:OB2lhOYj0
「起きて」
「…………ッ!」
そこで意識が覚醒したのか、女の子は激しくえづいた。
以下略
247
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:46:19.26 ID:OB2lhOYj0
『どっちだ。はっきりしろ』
「動けないの。刀がいっぱいある」
『その子だけ帰還させることはできるか?』
以下略
248
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:46:54.13 ID:OB2lhOYj0
「連れて帰るよ」
そう言った彼女に、一瞬沈黙してから圭介は言った。
『手負いなんだろう。無理だ。時間も残り少ない』
以下略
249
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:47:29.23 ID:OB2lhOYj0
『……分かった。なら好きにしろ』
「好きにするよ?」
『ああ。でも、危ないと思ったらすぐに見捨てて中枢を探せ』
以下略
250
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:48:10.83 ID:OB2lhOYj0
手に持っていた包丁を、それぞれ脇に放り投げ、
手近な刀を、六本の腕に持つ。
刀と、刀を持った男達に取り囲まれ、
汀は日本刀を構えて周囲を見回した。
以下略
251
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:48:58.57 ID:OB2lhOYj0
「なぎさ?」
「なぎさちゃんだよね……?
あたし、岬(みさき)だよ。覚えてる? あたしだよ……!」
以下略
252
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:49:36.02 ID:OB2lhOYj0
『いや、こっちの話だ。
それより、トラウマに囲まれてると言ったな。そこはどこだと思う?』
「異常変質心理壁であることは間違いないと思うけど
……中枢どころか、心の外壁にさえたどり着いてないことは確かだよ。
以下略
253
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:56:01.29 ID:OB2lhOYj0
実に二、三メートルもふわりと浮き上がり、
六本の刀で汀に切りかかる。
汀は、おぼつかない手つきでそれを一閃して弾いたが、
小さな体が押されて後ろに下がる。
以下略
254
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 10:56:44.06 ID:OB2lhOYj0
『どうした?』
圭介に対して
「何でもない。大丈夫!」
以下略
953Res/544.12 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1350376372/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice