過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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277:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:14:53.91 ID:OB2lhOYj0


「負担をかけすぎだ……」

数日後、自室のベッドの上で呼吸器を取り付けられ、
意識混濁状態になって眠っている汀を見て、大河内が苦そうに口を開く。

あの直後、汀は意識を失い、まだ目を覚まさない。

大河内は圭介に向き直って、彼をにらみつけた。

「いい加減にしろよ、高畑。この子は人間なんだぞ。
お前の『治療』は、この子に負担をかけすぎている」

「だが、結果的に中島は一命を取り留めた」

資料をめくり、壁に寄りかかりながら口を開く。

大河内は一瞬黙ったが、また苦そうに言った。

「秋山さんは訴訟を起こすつもりらしい」


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