過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 17:58:39.70 ID:Xp8Q5vyA0


その「患者」が現れたのは、それから三日後の午前中のことだった。

夏の暑い中だというのに長袖を着た、
女子高生と思われる女の子と、その母親だった。

圭介は、座ったまま何も話そうとしない女の子と、
青ざめた顔をしている母親を交互に見ると、
部屋の隅の冷蔵庫から麦茶を取り出して、紙コップに注いだ。

そして二人の前に置く。

「どうぞ。外は暑かったでしょう?」

女の子に反応はない。


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