過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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323:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:28:32.86 ID:K0O/uRqT0
大河内にそう言われ、圭介は資料を手にとってめくった。

そしてしばらく各ページを凝視した後

「へぇ……」

と興味がなさそうに言って、資料をテーブルに放る。

「悪い話ではないな」

「無駄弾を撃たせるつもりはない。
だが、貴重な一発になるはずだ」

「それだけじゃないだろ」

圭介は、そう言って自嘲気味に小さく笑った。

「お前達は……
いや、『お前』はナンバーＸ（テン）と汀をぶつけたいんだ」

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