過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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358:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:50:01.30 ID:K0O/uRqT0
彼女が手につまんでいた、黒いウナギのような筋が、
塵になって消えていく。

「……驚いた。精神中核の奥に食い込んでたウイルスを、
核を傷つけずに、素手で除去するなんて……」

汀が、思わずと言った具合で呟く。

それに、マイクの向こうで圭介が答えた。

『その子は、赤十字が保有している数少ないA級能力者の一人だ。
治療には成功したのか?』

「私が来る意味あったの?」

『……特に問題がないようだったら、戻って来い。
深追いする必要はない』

「どういうこと?」


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