過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:20:50.01 ID:v+tkSpTq0
『生憎と俺は無神論者でね』
「気が合わんな。
今度お前と、カトリックとプロテスタントの合判性について、
議論をしたいと思っていたところなんだが」
以下略
418
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:21:29.50 ID:v+tkSpTq0
『重ねて言うが、外道と取引をするつもりはない。汀は俺のものだ』
「どうかな」
大河内は、柔和な表情で、電話の向こうに対してにぃ、と笑った。
以下略
419
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:22:03.85 ID:v+tkSpTq0
『これ以上汀を刺激するなら、こちらにも考えがある』
「……脅しか?」
『それ以外の何かに聞こえたなら、きっとそれなんだろう』
以下略
420
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:22:36.26 ID:v+tkSpTq0
「…………」
無言を返した大河内に、男は続けた。
「大河内君。『機関』としても、
以下略
421
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:23:06.70 ID:v+tkSpTq0
「あぁそれと、その高畑とかいう男」
「…………」
「やはり、正規の医師ではない。
以下略
422
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:23:46.08 ID:v+tkSpTq0
★
汀の体調が回復したのは、それから一週間経ってのことだった。
しかし、いまだ微熱が続いている。
以下略
423
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:24:23.42 ID:v+tkSpTq0
中には子供一人しかいない。
そこで汀は、椅子に座って折り紙を折っていた女の子に目を留めた。
「理緒ちゃん……?」
以下略
424
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:24:56.34 ID:v+tkSpTq0
力なく頷いた汀の車椅子を、圭介は理緒に渡した。
「頼む。俺は行くところがある。君がケアしてくれ」
「は……はい! 分かりました!」
以下略
425
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:25:27.07 ID:v+tkSpTq0
理緒が不思議そうにそう呟くと、
汀はぼんやりとした視線のまま口を開いた。
「知らないよ、圭介なんて」
以下略
426
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/19(金) 19:33:20.28 ID:v+tkSpTq0
★
「元老院の要請で参りました、高畑と申します」
圭介がそう言って、薄暗い部屋の中、
以下略
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