過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:07:18.60 ID:Xp8Q5vyA0
「刻一刻と、娘さんの命は削られていきます。
今この時にも、自殺を図る可能性が高い。
あなたは、私達の施術を邪魔して、娘さんを殺したいのですか?」

「…………」

目を剥いた母親を、無理やりに押しのけ、
圭介は汀の乗った車椅子を施術室に押し入れた。

「その場合、殺人罪が適用されますので」

柔和な表情を崩さずに、彼は施術室のドアをゆっくりと閉めた。

「待合室で、お待ちください」

ガチャン、と重い音を立ててドアが閉まった。


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