過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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522:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/20(土) 22:29:00.44 ID:byJxhkJD0
ナンバーXは少しきょとんとした後、ポン、と手を叩いた。

「もしかして、僕悪いことしちゃったかな?
そっか。GMDの副作用を忘れてたよ。うっかりしてた」

彼は顎に手を当てて考え込むと、せかせかと歩き回りながら言った。

「でもグルトミタデンデオロムンキールのA型だと仮に仮定したとしても、
そこまで急激な記憶の喪失ってあるのかな?
まぁ、なぎさちゃんなら、そんなこと関係ないよね!」

ナンバーXはそう言って笑うと磔られて失禁している少女の周りを
伺うようにうろついた。

怖気が汀の背を走る。

何故、彼がこんなに怖いのか、それは汀には分からなかった。

しかし彼女は、あまりの恐怖と、嫌悪感に、
彼の視線から何とか逃れようと、体を無理にねじらせて抵抗していた。


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