過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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575:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 19:29:55.05 ID:vW73a+6T0
血が半ば固まっているところを見ると、
殺されたのはそう遠いことではなさそうだ。

圭介は黒いビニール袋を何十かにして、無表情で猫の首を放り込み、
そして縛ってからゴミ袋の中に落とした。

「クソガキが……幼稚な……」

小さく呟き、彼はゴミ袋を、脇のポリバケツに入れてふたを閉めた。

そこで彼の携帯が鳴った。

ゴム手袋を外して脇に放り、
彼は痛めた指を庇うようにして携帯を取った。

「俺だ」

低い声でそう言うと、電話口の向こうの相手
――大河内は、一瞬停止した後怪訝そうに聞いた。


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