過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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610:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 19:56:43.24 ID:vW73a+6T0
壁に、手の平大の窪みがある。

正方形だ。

そして、床には薄汚れたルービックキューブが転がっていた。

色がバラバラになっている。

ソフィーがそれを拾い上げた途端、
ガコンッ、という音がして四方の壁が一センチ程、
三人に向かって『近づいて』きた。

そう、壁と壁の距離が、狭まったのだ。

理緒がビクッとして肩をすぼめる。

汀は、まだ暗い視線でソフィーを睨んでいた。

ソフィーはそれを意に関することもなく、
ヘッドセットの向こうに言った。


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