過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
1- 20
615:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 20:00:02.63 ID:vW73a+6T0
部屋はもう、二人が立っているだけで
やっとといったくらいの四方の狭さになっていた。

汀は、軽く助走をつけると、右足を強く鉄の扉にたたきつけた。

凄まじい音がして、
次いで部屋のいたるところから、血液が噴出した。

それを浴びて、面白そうに汀は何度も、何度も扉を蹴った。

「汀ちゃん、何してるの……やめて!」

血の雨を浴びながら、理緒が悲鳴を上げる。

しかし汀は、扉を蹴るのをやめようとしなかった。

そして、遂に鋲と扉の継ぎ目から、大量の血液があふれ出す。

それが溜まって、二人の腰までを血が覆い隠す。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
953Res/544.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice