過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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628:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 20:08:05.52 ID:vW73a+6T0
唖然として、ペタリとその場にしりもちをついた理緒に、
頭を抑えながら汀は言った。

「ただの異常変質心理壁の特徴が出ただけ。
これ以上入ってくるなら、
トラウマに触れるぞって警告を発してるの」

「それにしては不気味でしたけれど……」

そこで、二人は外からキィィィ! という豚の断末魔が聞こえてきて、
顔を見合わせ扉を開けた。

時計塔と時計塔の間に、錆びた鎖と、巨大な滑車が出現していた。

時計塔の歯車から動力を得ているのか、
数万の鎖がギチギチと音を立てる。

そこには、おびただしい数の肉を引っ掛ける鉤が釣り下がっていた。


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