過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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631:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 20:09:54.60 ID:vW73a+6T0
「行くよ」

汀も同じ豚に抱きつき、鎖を手で掴む。

二人を乗せた鎖がゆっくりと動き、
地上二十メートルの空中に躍り出る。

意識を失いそうになった理緒の手を掴んで、
汀は面白そうに、時計塔と時計塔を繋ぐ、豚のト殺光景を見た。

「ふーん。そうなんだ」

空中に出て、周りを見回して、汀は呟いた。

「理緒ちゃん、目開けないと危ないよ」

「開けられない! 開けられない!」

首を必死に振っている理緒にため息をついて、
汀は片手でヘッドセットのスイッチを入れて言った。


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