過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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655:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:36:07.97 ID:NmcSo/nB0
「大丈夫だ死なない! 私がついている!」

大河内がそう言って汀の右手を握る。

担架を冷めた目で見ながら、施術室の扉に、
腕組みをして圭介が寄りかかる。

そこに、冷ややかな瞳でソフィーが近づいた。

「……どういうことか説明してもらいたいですね、ドクター高畑」

「何だ?」

「どうして、私まで強制遮断されて戻ってきてしまったのかしら?
これは、故意だとしたら重大な過失だと思うのですけれど」

彼女の脇に、黒服のSPが二人ついて、腰に手を回して圭介を見る。

「施術は中止だ。予期しない出来事は、
この仕事にはよくあることだろう?」


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