過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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656:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:36:46.82 ID:NmcSo/nB0
飄々と返した圭介に、ソフィーはバンッ! と
壁を平手で叩いて怒鳴った。

「私一人でも治療できました!
ドクターだって仰っていたではないですか、これは『競争』だと。
なら何故、そちらのマインドスイーパーがミスを犯した時点で
やめさせられなければいけないのでしょうか!」

「君一人が治療に成功しても、何の意味もないんだよ」

そこでソフィーは、発しかけていた言葉を飲み込んで固まった。

圭介が、ゾッとするような冷たい目で自分を見ていたからだった。

「で……でも……」

言いよどんだ彼女に、圭介はポケットに手を突っ込みながら言った。

「それに、君一人ではこの患者の治療は無理だ」


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