過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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663:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:41:23.74 ID:NmcSo/nB0
「何を根拠に……」

大河内は、そこで入り口に立ってこちらを睨んでいる
ソフィーに目を留めた。

以下略



664:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:41:58.39 ID:NmcSo/nB0


圭介と大河内が病室を出て行き、
ソフィーは椅子の上に無作法に胡坐をかいて、汀を睨んでいた。

以下略



665:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:42:37.00 ID:NmcSo/nB0
「私としては、あなたのような優秀なスイーパーさんと
ご一緒できるのは嬉しいですけれど、
汀ちゃんが何と言いますか……」

「こんなかたわ、何の役にも立たないじゃない。
以下略



666:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:43:13.36 ID:NmcSo/nB0
「こっ……子供扱いしないでよ!」

真っ赤になってソフィーが怒鳴る。

人差し指をそのまま自分の口元に持っていき、
以下略



667:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:43:45.68 ID:NmcSo/nB0
「……脅し?」

小さい声でそう聞いたソフィーに、慌てて理緒は言った。

「そ、そんなことはないです。
以下略



668:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:44:16.19 ID:NmcSo/nB0
「あなた、本当に何も知らないのね。
そんなでよくA級スイーパーの資格を取れたものね。
驚いて声も出ないわ」

「汀ちゃんも、この前気になることを言っていましたけれど……
以下略



669:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:44:52.67 ID:NmcSo/nB0
「二つ目は、あなたがさっき言った自壊型。
これは緩慢型が悪化したケースね。
これにかかった患者は、精神分裂を起こし、
結局は自殺するケースが最も多いわ。
Dタイプよ。
以下略



670:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:45:37.64 ID:NmcSo/nB0
「そしてCタイプ……まぁ、その中でもいろいろ種類があるんだけど、
説明しても分からないと思うから、しない。
とにかく、Cタイプは『変異型』という特殊な型が分類されてるの。
その中でも、D帯Cタイプというのは、
日本語で言えば『特化特異系トラップ優位性変異型』と言えるわ」
以下略



671:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:46:17.24 ID:NmcSo/nB0
「じゃあ、今回の患者さんって……」

「ええ。マインドスイープに深く関わっている人間で間違いないと思うわ。
それだけに、危険性が急上昇するのよ」

以下略



672:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:47:06.83 ID:NmcSo/nB0
「私達、ハメられたのよ。あの高畑とかいう医者に。
ドクター大河内も信用は出来ないわ」

「そんな……お二人とも、良い方々です」

以下略



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