過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
1- 20
680:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:52:16.54 ID:NmcSo/nB0


三時間後、理緒は暗い表情で、うとうとと半分睡眠状態に
入っている汀を乗せた車椅子を押して、施術室に入ってきた。

話しかけても汀の反応はない。

しかし、圭介が「ダイブは可能だ」と言っていたのを
信じて連れてきたはいいが、理緒は心の中で葛藤していた。

近づいてきた大河内に、彼女は言った。

「先生、私一人でダイブします」

それを聞いた大河内は、
身をかがめて彼女を見て、静かに言った。

「……無茶はやめるんだ。君一人でどうにかなる案件じゃない」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
953Res/544.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice