過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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694:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:00:32.95 ID:NmcSo/nB0
「私達のいた島が、パズルになって崩れました!
このままじゃ、穴に引き込まれます!」

『そこに引き込まれるな。おそらくトラップの一種だ』

以下略



695:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:01:04.69 ID:NmcSo/nB0
『落ち着けソフィー。ダイブ中だ。正気を保て』

「うるさいうるさいうるさい!」

圭介に怒鳴り返し、近くのパズルピースに掴まりながら、
以下略



696:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:01:41.25 ID:NmcSo/nB0
「努力……?」

「はい、努力です」

頷いて、理緒は言った。
以下略



697:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:02:15.35 ID:NmcSo/nB0
そして理緒が中々パズルを嵌められないのを見て、
ついに声を上げた。

「……右のピースを、左十字の方向のピースに、下から嵌めて。
それから下のピースを、
以下略



698:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:02:46.14 ID:NmcSo/nB0
「早く、こっちに来て!」

「……分かってます……分かってますけど……」

引き込む力が強すぎて、理緒の片足が、
以下略



699:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:03:21.01 ID:NmcSo/nB0
穴の底は何も見えない。

暗黒の空間だ。

ソフィーが青くなって、浮島に這い上がろうとし……。
以下略



700:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:04:20.65 ID:NmcSo/nB0
「どこ……ここ……」

「良かった! 目が覚めたんですね!」

理緒に抱きつかれ、汀はきょとんとして、目をぱちくりさせた。
以下略



701:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:04:54.68 ID:NmcSo/nB0
そう呼ばれて、汀はソフィーを見た。

「あなた、何か知ってるの?」

「何も知らない。
以下略



702:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:05:30.95 ID:NmcSo/nB0
そして、パキパキパキと音を立てて、海水が一瞬で凍りつき始める。

数秒後、今まで温かかった空間は、
極寒の北極のような世界になっていた。

以下略



703:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:06:12.05 ID:NmcSo/nB0
そして自分は右手一本で簡単にバク転を何度かして、
五メートルほど後ろに下がった。

一瞬の差で、今まで彼女達がいた場所に、
氷を裂く音がして刃渡り四十センチはあろうかと言うナタが三本、
以下略



704:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:06:54.91 ID:NmcSo/nB0
一メートルほどその「物体」から距離をとり……
そして、汀は硬直した。

ドクロのマスク。

以下略



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