過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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713:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 20:12:32.01 ID:NmcSo/nB0
理緒が立ち上がって大声を上げた。

汀の隣で眠っていた小白が頭を上げ、驚いたように彼女を見る。

圭介は肩をすくめ、そして言った。

「だけど事実だ。一皮剥けば、人間なんて、そんなもんだ。
もっと深くまでダイブしなくて良かったな」

冷たくそう言って、圭介は水をまた口に運んだ。

「そんな……嘘……」

呆然としている理緒に座るように促し、
彼女が力なく腰を下ろしたのを見てから、圭介は続けた。

「君も良く知っている通り、自殺病治療薬、GMDの開発者だ。
この件は公にはしていないから、口外はしないように」

「先生が……先生がどうして自殺病に?」


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