過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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735
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:43:32.58 ID:fuTWsXwH0
☆
雑然とした部屋の中、加原岬は目を覚ました。
腕には沢山の点滴がつけられている。
以下略
736
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:44:04.26 ID:fuTWsXwH0
「どこ……ここ……」
小さく震える声で呟いて、体を起こす。
そこで、診察台を覆っていたカーテンの向こうから、
以下略
737
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:44:42.90 ID:fuTWsXwH0
そこは、コンビニ弁当の残骸や、
生活用品のゴミなどが雑然と積まれた、汚らしい部屋だった。
やけに沢山のパソコンがある。
以下略
738
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:45:30.90 ID:fuTWsXwH0
女性は軽く肩をすくめて、タバコの煙をフーッ、と吐き出した。
「まぁ慌てない。
それにしても、単純に白髪を赤髪に染めてるとは思わなかったわ」
以下略
739
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:46:22.64 ID:fuTWsXwH0
「私の名前は、結城政美(ゆうきまさみ)
……ここの場所は、訳があって教えてあげられないけど、
関西総合病院じゃないことは確かよ」
「ど、どうして……? 病院の方ですか……?」
以下略
740
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:46:58.91 ID:fuTWsXwH0
「起きろ」
「……ッ!」
殴られた少年は、もんどりうって転がると、
以下略
741
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:47:26.92 ID:fuTWsXwH0
「あぁ、そいつヘマして、
今一時的に喋れなくなってるけど、まぁ……分かるよね?」
結城に問いかけられるまでもなく、
岬は目を丸くしてナンバーXを見た。
以下略
742
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:47:59.19 ID:fuTWsXwH0
★Karte.10 風の先に見えた★
汀の部屋の中で、汀と大河内は面と向かって睨みあっていた。
以下略
743
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:48:49.37 ID:fuTWsXwH0
淡々と言って、理緒が壁のホワイトボードに得点を記入する。
「せんせ、もういいよ。もう休も?」
汀に静かに言われ、大河内は息をついて肩を落とした。
以下略
744
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:49:38.55 ID:fuTWsXwH0
「大河内。お前じゃ勝てないぞ。
何せ、俺もまだ勝ったことがないからな」
「本当か?」
以下略
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