過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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749:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/23(火) 21:53:06.96 ID:fuTWsXwH0


「……驚いた。私のことを好いていることは知っていたが、
まさか結婚まで考えていたとはな……」

汀と理緒が寝静まった夜中、
診察室の椅子に腰掛けながら大河内が言う。

圭介はピンクパンサーのグラスに麦茶を注ぎながら、
それに答えた。

「俺はもう、耳にタコが出来るくらい聞かされている」

「人が悪いな。それくらい教えてくれてもいいじゃないか」

「生憎と、お前にそんな義理はないからな」

冷たくそう返し、圭介はグラスの中身を口に運んだ。

「安心しろよ。そんな未来は一生来ない」


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