過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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763:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/23(火) 22:02:58.55 ID:fuTWsXwH0
荒く息を吐いて、視線をうつろに漂わせている汀の額に手を当て、
圭介は冷静に懐から注射器を取り出し、それを汀の右手首に注射した。

そして理緒に、小白の入ったケージを渡す。

「少し寝かせる。大丈夫だ。汀は、時折ヒステリックになるんだ。
起きた頃には冷静になってるだろ。
小白を離さないようにして、近くで寝かせてくれ」

「高畑先生! 大河内先生が通り魔に遭ったんですよ!」

咎めるような声で理緒が言う。

圭介はメガネをクイッと中指で上げて、それに答えた。

「ああ、そうだな」


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