過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:28:59.50 ID:Xp8Q5vyA0
「どうしようが俺の勝手だ」

『そのために、あの子自身のトラウマを広げることになってもか?』

「ああ。だってそれが、道具の役割だろ?」

圭介は、息をついて言った。

「俺は医者だからな」

携帯電話の通話を切る。

部屋の中に静寂が戻る。

圭介は、携帯電話を白衣のポケットにしまうと、
カルテに何事かを書き込む作業に戻った。

ピンクパンサーのグラスに入れた氷が溶け、カラン、と小さな音を立てた。


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