過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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806:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/23(火) 22:32:46.56 ID:fuTWsXwH0
電話口の向こうの相手は、それに構わずに続けた。

『ナンバーWをこちらに引き渡したまえ。悪いようにはしない』

「お断りします」

圭介はせせら笑って、それに返した。

「あの子は俺のものだ。あなたのものじゃない。残念だったな」

醜悪に口の端を歪め、彼は吐き捨てた。

「つるむ相手を変えたいのは分かりますが、
相手は選んだ方がいいですよ」

プツッ、と電話を切る。

そして彼は携帯電話をテーブルに投げてから、立ち上がった。


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