過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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823:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 19:51:36.75 ID:vFBSZDNN0
肩をすくめて、一貴は岬に近づくと、
彼女に被せていたヘッドセットを取り除いた。

そして点滴の針を抜いて、彼女を抱え上げる。

一貴が、自分が寝ていたハンモックに岬を
移動させているのを見て、結城はため息をついた。

「……で? その子の信頼は得られそうかい?」

「信頼も何も、僕達は元々、強い絆で結ばれてるんだ。
それに岬ちゃんは僕に惚れてる。
信頼を得るもクソもないよ」

淡々とそう言い、一貴は大きくあくびをした。

「……で? 僕を起こしたのは、相応のわけがあるんでしょ?」

「仕事だ」


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