過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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830:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 19:56:13.78 ID:vFBSZDNN0
「まだ実際のところ、世界的にも成功した例はないが、
理論的には可能なんだ。理論といっても単純明快なことだ。
精神中核を、傷つけないように、何か強固なもので守ればいい」

円の中心の丸を、四角い線で囲んで、圭介は続けた。

「つまり君達が、常時自殺病のウィルスから中核を守っているような状態だ。
だがそれが、実際は不可能なことだ。
だから、何かを精神内で『構築』して、中核を入れる。
それは金庫でも、アクリル製の箱でもいい。
とにかく守れるイメージを作り上げる。これが予防だ」

「でも……精神世界内では、思うとおりのものは具現化できないんじゃ……」

「出来る例があるんだよ」


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